【映画】マイノリティ・リポート スピルバーグ/トム・クルーズの傑作近未来サスペンス

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続編がドラマ化されて話題になっている「マイノリティ・リポート」の映画版を久々に観ました。

この映画は監督がスティーブン・スピルバーグ、主演がトム・クルーズということで、期待でワクワクしながら見た映画でした。

ずいぶん前に原作のフィリップ・K・ディックの本がハヤカワ文庫から出版されていたのを覚えていますが、ついつい手に取ることもなく映画化されたので、原作は見ずじまいでした。

あらすじ&配役

プリコグという予知能力者を中心に構成された殺人予告システム、それを活用して殺人を未然に防ぐ犯罪予防局によって首都ワシントンDCの殺人発生率は0%になっていた。

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犯罪予防局の 捜査官ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は息子を誘拐されて行方不明となって以降、仕事にのめり込み妻のララとも離婚していた。

そんな中、犯罪予告システムを全国規模で展開する国民投票が行われることになり、司法省の調査官ダニー・ウィットワー(コリン・ファレル)が犯罪予防局を訪れる。

そして新たな殺人が予知されて、アンダートンはいつもの手順どうりプリコグの予知した犯罪現場の映像を見て愕然とする。 そこには見知らぬ男を射殺する自分の姿が映しだされていた...

監督    スティーブン・スピルバーグ

原作    フィリップ・k・ディック「少数報告」

キャスト  トム・クルーズ    (ジョン・アンダートン)
      コリン・ファレル   (ダニー・ウィットワー)
      ラマー・バージェス局長(マックス・フォン・シドー)
      エディー・ソロモン医師(ピーター・ストーメア) 

見どころ

トム・クルーズのアクション

ミッションインポッシブルを始めからだを張った演技で有名なトム・クルーズ。 この映画でもバリバリのアクションシーン満載です。

未来殺人罪という現代には無い犯罪の容疑者として手配されたアンダートンは、追跡してくるウィットワー調査官を派手なアクションでかわして逃亡します。

近未来の都市やメカの描写

未来の都市は当時(2002年)のCGで描かれたものらしく、画像に若干の粗さ見られますが、未来の都市はこうなるというアイディアなどは現在にも通じる所があり、面白いですね。

未来のマンションは壁に車を横付けして出入りし、壁を垂直に登ります。 その代わりレールに固定されていて車というより電車に近いです。

みどり屋のお気に入りは、捜査チームを運ぶホバークラフトです。このホバークラフトは縦に長い珍しいデザインで、側面のノズルからジェットを噴射して空を飛びます。

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その他にも、真っ赤なスポーツカーと思われる車。
デザインがたまりませんね。
実際に発売されたら買ってしまいそうな車(多分電気自動車)

ところでこの車、どちらが前かわかります?

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銃だけはなぜか現代のものと、あまり変わりがありませんが、デザインは秀逸です。
読者の皆さんでこのアンダートンの拳銃、どういうものかご存知だったら教えてほしいです。
グロッグとくらべても、かっこよさは遜色ないレベルじゃないですか。
推測するに、9mmパラのコンパクトクラスのオートマチックに見えますね。

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雰囲気を出すための画作り

暗く寒い雰囲気を出すために画面の色が全体的にブルー、グレーで作りこまれていて、画作り、色作りにこだわりを感じます。 DVDのパッケージの色がいい感じですが、作品全体を通して色の基調が貫かれています。

犯罪予告システムから削除された「マイノリティリポート」の謎

当局に追われたアンダートンはシステムの設計者の一人、ハイネマン博士の自宅に侵入します。 そこで博士に「マイノリティ・リポートを探せ」と告げられるのです。 このマイノリティ・リポートが事件の謎を解く鍵のようです。

失踪した息子は?なぜアンダートンは殺人を犯すことになるのか?

続きはぜひDVDで。 Netflixでも配信中です。

ではまた(^^)

photo : 「マイノリティリポート」 (C)2002 Twentieth Century Fox Film Corporation

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