真田広之さんがレギュラー出演している米国のドラマ、HELIX/黒い遺伝子のシーズン1をぶっ通しで見てしまいました。 このDVDはと複雑な伏線を張りながら進む1つの物語で、見始めると一気に行けます。
あらすじ&配役
北極にある北極バイオシステムズという研究所で謎の伝染病が発生し米国のCDC(疾病管理センター)の対策チームが調査に向かう。迎えのヘリが来るまでの13日間、北極という閉ざされた世界で 対策チームは感染の拡大防止と治療薬の開発に務めるが、感染者は常人とかわらぬ体力と病人らしからぬ知能的な戦術で対策チームを追い詰める。
北極バイオシステムズの隠蔽工作、親会社イラリアの介入、原住民イヌイットに対する過去の犯罪など複雑に張られた伏線が物語を結末へ導く。
アラン・ファラガット博士 ビリー・キャンベル(中央)
ヒロシ・ハタケ博士 真田広之
ジュリア・ウオーカー博士 キーラ・ザゴースキー(中央左)
ピーター・ファラガット博士 ニール・ネイピア(中央右)
見どころ
DVDのパッケージ
すんげ~でしょ。目を引く凄まじいパッケージ。 なんか凄惨な感じがでてますよね。
でも実際には話中に、こういうシーンは無いんですけどね。
感染者の描写
感染者は黒い粘液を口から垂らして健常者を追いかけ回し、健常者の口に黒い粘液を流し込んで感染させます。
見た目はゾンビそのものですね。感染者は言葉を発しないで吠えるのですがリーダーが全体を統制し、知能的な戦術で対策チームを翻弄します。
運動能力は非常に敏捷で、病人には見えません。最近のゾンビものだと「ワールドウォーZ」なんかに近いです 。
昔のゾンビは、のた〜のた〜と歩くのが不気味で怖かったんですが、最近では走ったり飛んだりしないと怖がられないんでしょうね。
登場する銃器
みどり屋はガンマニアなので、銃器は見逃せないです。
銃器をアップで見せるシーンが無いので正確では無いかもしれませんが 北極バイオシステムズの警備員が使用する拳銃はグロッグのG-17のようですね。
イラリアの傭兵部隊の自動小銃はHK33ではないかと思います。 機関部はよく見えないのですが、ストック根本からリアサイトの形状がよく似ていました。
真田広之の演技
たぶん日本人の俳優でアメリカのドラマのレギュラーというのは、初めてじゃないですかね。 英語のセリフも堂々たるものでした。
この役、真っ先に真田さんが候補に挙がったそうなんです。 セリフを英語で聞くと発音が、かなり上手な事が分かります。
謎に次ぐ謎
いろいろな伏線が張られていて、順々に明らかになってゆきます。 謎解きを楽しみに観てゆくと面白いですね。
ハタケ博士はなぜCDCをよんだのか?ウイルスを研究する施設なのに自力で対策できないのか。
警備主任ダニエルはハタケ博士の養子だが、実の親はだれか?
ジュリア・ウオーカー博士の父親は誰なのか?
銀色の瞳の人々とは?
この病気の発生原因はなんなのか?
その他にも謎がありますので続きはDVDを御覧ください。
ランク ★☆☆ 星1つ
ではまた(^^)
photos : 「HELIX 黒い遺伝子」 (C)ソニー・ピクチャーズ