こんにちは、みどり屋(@midoriya_eiji)です。
牛の様な大きさの4足歩行ロボットの動画を見た方もいると思うのですが、あのロボットを開発したボストン・ダイナミクス社がより小型のロボットを開発中です。あのボストン・ダイナミクスの“ロボット犬”、来年の発売に向けた進化の裏側(動画あり)という記事です。
SpotMiniという名称のこのロボットは犬ぐらいの大きさの4足歩行ロボットで、ステレオカメラを使って周囲の状況を理解し歩行ルートを決めて歩きまわります。
まずはその動画から御覧ください。
動画を再生すると1分ぐらいから左下に、ロボットが理解している周囲の状況を映像化したものが表示されています。下の写真の例では階段と手すりが、表示されています。
これはステレオポイントクラウドといってステレオカメラが生成した点の集合体です。
ロボットが周囲の状況を知るための方法はいくつかあるのですが、このステレオカメラは小型で消費電力が少ないという特徴があります。
またSpotMiniの背中にはいろんなオプション装置が取り付け出来ます。ユーザーが用意した装置を取り付けることも出来ます。
ボストン・ダイナミクス社ではSpotMiniを今年後半に100体生産することを計画しています。価格は従来の10分の1に抑えるられるようです。
従来のロボットは人が遠隔操作しているものが多かったのですが、最近のロボットは自律的に状況判断ができるものが増えてきています。
ボストン・ダイナミクス社のロボットは安定性、走破性は優れていたのですが、これで自律行動が出来るとなると適用範囲はぐっと広がりますね。量産される頃にはどんな性能なのか楽しみです。
ではまた(^^)