電気自動車の専業メーカー テスラ・モーターズ
電気自動車なんか作って儲かるのかい?と疑問に思っておりましたが、とんでもない認識不足のようです。
テスラがEVに隠した「謎バッテリー」の正体という記事を読みました。
テスラのEV事業戦略は、ロードスター、モデルS、モデルXというプレミアムセグメントに絞ったところからスタートした。この戦略が奏功し、投資費用を早期に回収する一方で、自社のブランド価値を発信するとともに次世代事業の開発費を捻出したのだ。
高級車を中心に事業を進めるというのは考え抜かれた戦略で、並の経営者なら安くしようとして撃沈するところを、成功に導いています。
そして普及価格帯のモデルを開発するまでに至ったのです。
テスラは2017年からネバダ州で稼働を開始したギガファクトリーを所有している。これはパナソニックと共同で設立したバッテリー製造施設であり、東京ドーム10個分の大きさを持つ「世界最大の建築物」と言われている。
そして電気自動車のキーになる部品、バッテリーに関しても巨大な工場を建設するなど抜かりなく投資を行っています。圧倒的な生産数量を武器に、バッテリーのコストを究極まで下げて、競合他社に打ち勝とうとしているのです。
安いバッテリーは、自動車以外の用途にも展開して、さらに生産量を伸ばしEV業界だけでなくバッテリー業界も席巻するのでしょう。
ではまた(^^)