12月4日、Huawei から新しいSIMフリー端末が発売されました。 Huawei Mate S 、ちょうど秋葉原にゆく機会があったので、ヨドバシカメラで実物を見てきました。
このMate S,従来のHuawei機の「お手頃価格で高級機並みの機能を」というコンセプトから脱却して高級機そのものを目指しての価格設定と品質の作りこみになっています。
まずは外観から
実機を見せてもらったので、まずは外観から見てみたいと思います。
デザインが従来のhuawei機と似ているけど細部の仕上がりは別格
基本的デザインは従来のHuaweiを踏襲しています。 しかしガラスのエッジがラウンドしていて、いい感じでした。 「2.5Dラウンドエッジ加工」を施しているんだとか。
またガラスは定評のある「Gorillaガラス4」です。
このホワイトの色はiPhoneなんかとも、また違う独特の雰囲気を出していて、個性的で悪くない。 個人的には好みの色です。
カラバリは3種類
ワールドワイドでは日本で4色で展開しているようですが、日本で発売されるのは下記の3色です。
- ミスティークシャンパン
- チタニウムグレー
- ローズピンク
公式サイトにはこだわりのディテールの写真がたくさん掲載されている
公式サイトには、外観へのこだわりわかるような写真が多数ありますので、一度ご覧になる事をおすすめします。アルミの削りだしの感じが良く撮れていて、力の入れようが伝わってきます。
とにかくディスプレイの色がすっごくいい
有機ELのディスプレイ、文字では伝えにくいのですが、一言でいうと色がいい。 液晶とは明らかに異なる深みのある色で、「色域」と「コントラスト」が液晶より良いらしいです。
これでYoutubeを見てみましたが、やっぱり白と黒以外の中間の色の濃さが液晶よりいい感じで、美しい動画に感動しました。 液晶の場合、いいディスプレイだと最も映える色は白なんですが有機ELは、どの色も美しいですね。
先日、NEXUS 6P ちょっと高級感があるファブレットは下位モデルと一味違うという記事をお届けしましたが、同じHuaweiなのでNexus6Pの有機ELディスプレイと同等なようです。
ただし同じフロアにGalaxy S6 edgeが置いてあり、同じ有機EL同士で比較してみましたが、これはGalaxyの勝ちでした。
背面のデザインの特徴
指紋認証が背面についているのは Mate7 やNexus6Pとおなじです。 この認証用のセンサーは画面スクロールにも使用できます。
ただ、この背面のデザイン、表の仕上がりと比べて決して美しくは無いと感じました。
好みが別れるかもしれませんが、カメラ周りのデザインをもっと頑張ればいい感じに、まとまったんじゃないかな。 チタニウムグレーのカメラは周囲がブラックで仕上げているので、こちらの方が好みといえば好みですねえ。
逆にNexus6Pに関してはは背面デザインは最高なんですが、表のデザインは単調でいまいち。 Huaweiも、この辺のデザインのバランスはもうちょっとですかね。
背面は少しラウンドしていて、持ちやすかったですね。
スピーカーは下側に2個、MicroUSB 端子の両側に配置されています。
ナックルセンス機能
指の第2関節を使ってディスプレイに文字を描くことで、ジェスチャー機能を使用できます。 たとえばカメラであればCの字を描くことで起動できます。 これはやってみるとチョット慣れが必要かな。
プロモーションビデオ
公式サイトにも掲載されている美しいアルミ削り出しのボディーの動画です
スペック一覧
項目 | 仕様 |
---|---|
CPU | Hisilicon Kirin 935 オクタコア 2.2GHz + 1.5HGz |
内蔵メモリー | RAM 3GB/ストレージ 32GB |
外部メモリー | microSDXCカード、最大128GB |
背面カメラ | 1300万画素/光学手ブレ補正搭載 |
前面カメラ | 800万画素 |
無線 | IEEE802.11b/g/n + Bluetooth4.1 |
SIM | nano SIM |
FDD-LTE | B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28 |
TDD-LTE | B40 |
UMTS | B1/2/4/5/6/8/19 |
GSM | 850/900/1800/1900 |
バッテリー容量 | 2700mAh |
本体サイズ | 75.3(幅)、149.8(高さ)、7.2(奥行) |
重量 | 156g |
店頭表示価格8万4千円は高いのか
このHuawei Mete S 、価格設定が強気です。ここまで高いとiPhoneと比較して、どうなんだと言う事になるのと、大手キャリアの高機能な端末(おサイフ、防水、ワンセグ)とも比較されてしまうのですが、正直ちょっと不利な感じは否めないかな。
ただし、カメラはiPhoneと同じく手ぶれ補正が付いているので、Nexus6Pと比較して高いのもリーズナブルではあります。
もう1万円安ければ、かなり人気が出たような気がするのですが... でも、これが理解されて、そこそこ売れるとなれば日本のSIMフリー市場も活性化するということです。
どうなるか、これから楽しみですね。
HUAWEI Mate Sは本日より家電量販店様、楽天モバイルショップ様、EC販売サイト様にてお買い求め頂けます。 勿論、弊社ダイレクト販売サイトVモールでも販売開始となりますよ〜! https://t.co/HwpD4S1Gig pic.twitter.com/54FYIJuyuP
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ではまた(^^)