【書評】ラプラスの魔女 グイグイ引き込まれるSFミステリ

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こんにちは、みどり屋(@midoriya_eiji)です。 5月4日公開予定の映画「ラプラスの魔女」の原作を読みましたので、ご紹介したいと思います。

あらすじ

もと警察官の武尾徹は警備会社の仕事がなくなり生活に困っていた。そんな時、開明大学の桐宮玲から、ある人物の護衛の仕事を依頼される。ある人物とは10代後半に見える女性、羽原円華だった。彼女のまわりでは不思議な現象がしばしば起こる。 川に落ちた帽子が弧を描いて彼女の元へ吸い寄せられたり、子供が作った紙飛行機がうまく飛ばなかった時も彼女が飛ばす時だけは優雅に飛ぶことが出来たり、雨が降るタイミングを正確に知っていたり。 そんな彼女を武尾が護衛しているある日、突然雪の降り始める中で、2人が乗ったクルマの前で事故が起きる。その瞬間、円華がクルマを飛び出して逃走する。追いかける武尾。しかし靴が滑って前に進めない。円華はアイゼンを用意していて、ゆうゆうと逃走に成功する。 特殊な能力をもつ円華の逃走の目的はなにか、行く先はどこなのか。 一方、赤熊温泉に滞在していた映画プロデューサーの水城義郎は山を散策中に倒れて死亡する。現場に現れる10代とみられる女性の姿。彼女は円華なのか...

登場人物紹介

羽原円華

不思議な能力をもつ少女。桐原玲に保護されているらしい。逃走の目的は何か。

桐原玲

開明大学と数理学研究所の両方に所属する。事件の核心部分を知っているらしい。

羽原全太郎博士

円華の父親、外科医、桐原玲の上司。

青江修介

地球化学の研究者。水城の事件について調査を依頼されるうちに現場で10代と思しき女性を目撃する。事件なのか事故なのか追求をやめられない。

甘粕才生

天才的映画監督、ここ10年ほど何をしているか、わからない。

甘粕謙人

才生の息子。やはり行方しれず。

映画の方も盛り上がっているようで

公式サイトも開設されています。 Laplaceswitch1 またツイッターの公式アカウントはこちらです。

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