今年はASUSが元気です。まずZenFone2、次にZenFone2 Lazer、この間はZenFone2 Selfy と続いていたのですが、今回 ZenFone2 Lazser に6インチモデルが登場しました。
6インチ化にともなってスペックアップしているぜ
ZenFoneシリーズでは最大の6インチモデル、液晶の大型化、高精細化に伴って基本スペックをアップしています。 ただベースとなったのは廉価版のZenFone2 Lazerであって、ハイエンド機のZenFone2ではないようです。 というものZenFone2には、スマートフォンでは珍しいインテル製のCPU Atomが使用されているのですが、今回 ZenFone2 Lazer 6インチでは オーソドックスなQualcomm製 Snapdragon が使用されています。
スペック比較 ZenFone2 5inch vs 6inch
ZenFone2 Lazer の5インチモデルと今回発売される6インチモデルを比較してみたいと思います。
モデル | ZenFone2 Lazer 5inch | ZenFone2 Lazer 6inch |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 5inch | 6inch |
解像度 | 1280 x 720 px | 1,920 x 1,080 px |
CPU | Snapdragon 410 4コア | Snapdragon S616 8コア |
RAM | 2GB | 3GB |
ROM | 8GB/16GB | 32GB |
リアカメラ | 1,300万画素 | 1,300万画素 |
オートフォーカス | “Lazer”方式 | “Lazer”方式 |
フラッシュ | デュアルカラー | デュアルカラー |
フロントカメラ | 500万画素 | 500万画素 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b/g/n | IEEE 802.11 b/g/n/ac |
SIMカードスロット | microSIMスロットx2 | microSIMスロットx2 |
バッテリー | 2400mAh | 3000mAh |
サイズ | 71.5×143.7×5.3〜10.5mm | 84×164.5×3.0〜10.55mm |
重量 | 145g | 190g |
こうして見ると6インチモデルではCPUの強化、RAM/ROMの容量UP、Wi-Fiが最新のACに対応したなど上位モデルとしての進化が伺えます。ただしフラグシップモデルのZenFone2に比べるとパフォーマンスは若干劣るので、ゲームなどで3Dグラフィックの高速処理を必要とするのであれば、期待外れになる可能性があります。
オートフォーカスは照射式で暗いところでもフォーカスできるのですが、どうも単なる赤外線LED照射らしいです。
カラーバリエーションは3種類、レッド、グレー、ゴールド
リアカバーを外したら内側はこんな感じ
リアカバーを外すと内側にSIMカードスロット、バッテリーが収納されています。
SIMカードスロットは2個、両方共に2G/3G/4Gが使用できます。ここは5インチモデルよりも進化しています。5インチモデルでは片側が2Gのみ対応でした。ただし同時に2つのSIMを同時に待ち受け状態にはできません。
また最近の機種にしては珍しくバッテリーが取り外し式になっています。これは便利ですよね。使い込んでバッテリーがヘタった時にも自分で交換できますので修理に出す必要がありません。
その他の仕様
- 対応LTEバンド:FDD-LTE 1/2/3/5/6/8/9/19/28,TD-LTE 38/39/40/41
- [W-CDMA] Band 1, 2, 5, 6, 8
- OS Android 5.0.2 ( Lollipop )
- Bluetooth 4.1 +EDR + A2DP
- 定価:4万5千円
まとめ
ZenFone2 Lazer 6inch 他のメーカーのラインナップの考え方とちょっと違っていて、サイズは最も大きいのですが、フラグシップモデルのではありません。
その辺をわかったうえで、大きなディスプレイの手頃な端末を探しているのであれば「買い」だと思います。
実際これとAtomの載ったZenFone2を比較するとどっちがいいか結構迷いますよね〜実はみどり屋もZenFone2の時には見送ったのですが、今回はどうしようか悩んでいるところです。
ではまた(^^)