(写真はC−net Japan) こんにちは、みどり屋(@midoriya_eiji)です。 Apple は自社で使用する電力の100%を再生可能エネルギーで賄っていると発表しました。 アップル、100%クリーンエネルギーで世界43カ国の直営店やオフィスの電力調達|C-net JAPANという記事になっています。 これは世界43ヶ国にある直営店、オフィス、データセンターを含みます。 Appleのような大企業が100%再生可能エネルギーだというのですから、大変なことです。 CEOティム・クック氏のコメントです。
私たちは自分たちが生まれてきた世界をさらに良いものとして次世代へ残すことに全力で取り組んでいる。何年にもわたり努力を重ね、ようやくこの意義深い数字に到達できたことを誇りに思う。私たちの製品に使われている材料、そのリサイクル方法、私たちの施設、そしてサプライヤーとの取引において可能なことの限界を今後も押し広げ、新しい創造的かつ未来志向の再生可能エネルギー源を確立するだろう。なぜなら、未来はそれに依存していることを私たちは知っているからだ
全世界で再生可能エネルギープロジェクトを展開するAPPLE
Appleは全世界で発電量626メガワットの再生可能エネルギーを生み出しており、さらに建設中のものも合わせれば1.4ギガワットに達するといいます。 Appleの本社では屋上太陽光パネルとバイオガス燃料電池で電力をまかない、エネルギーが余ったときは電力会社に売電しているといいます。 中国では製造工程で使用するための太陽光、風力による発電を485メガワット開発しています。 オレゴン州プラインビルでは200メガワットの風力電力の購入を契約。 ネバダ州リノでは地元の会社と提携して太陽光発電量320メガワット。 日本では第二電力と組んで年間1万8000メガワットアワーの太陽光パネルを設置 ノースカロライナ州メイデンのデータセンターは年間2億4400万キロワットアワーの発電をするプロジェクトによって支えられているそうです。
サプライヤー23社が100%再生可能エネルギーへ
Appleは、新規サプライヤー9社を含むサプライヤー23社が100%再生可能エネルギーで稼働することを約束したことを発表した。サプライヤープロジェクトからのクリーンエネルギーを合わせると、2017年には150万メートルトン以上の温室ガスの排出を防いだことになり、30万台以上のクルマを路上から取り除くのと同じ効果があるという。
Appleの様な先進的企業がサプライヤーを含めて高度な環境対応を進めてゆけば、他社もそれに続く形になり、世界全体のCO2削減につながることになるでしょう。 ではまた(^^)