SIMフリーのスマートフォン端末となると、圧倒的に海外メーカー製が多いです。 でも国内メーカー製の製品の方が安心して買うことができるのも事実ですよね。
国内メーカーは製造コストの関係でNTT Docomoなど大手キャリアにばかり採用されていてSIMフリー機と言うのは少ないんですが、最近はシャープさんが頑張ってSIMフリーの端末を出しているので、注目していました。
g04(ぐーまるよん)
(写真右側、ホワイト)
NTTレゾナントが同社の運営するポータルサイトの名前をつけた端末を出しているのですが、このg04はその4つ目です。
特徴としては、おサイフケータイ機能が付いている、赤外線通信機能が付いている、防水である、など国産メーカーならではの機能が搭載されています。 Sharpさんは国産端末独自の、これらの機能を武器にして海外勢と戦っているわけで、ちょっと応援したくなったりするわけです。
概要/特徴
- 販売価格:38,800円
- メーカー:シャープ
- 型番:AQUOS SH-M02
- 防水性能:IPX5/7等級 キャップレス防水
- 発売予定:WHITE:11月上旬以降、gooRed:12月上旬
- 安心サポート:g04限定1ヶ月無料(1ヶ月以降月390円)、遠隔操作による設定のサポート
- 赤外線通信、緊急地震速報対応
一般的な仕様を除くおもな特徴は、こんなところでしょうか。 OCNのSIMカードとセットで販売されますので、SIMの設定なども苦労することがなさそうですね。 国産の安心感、ガラケーにある機能もほとんど使えて、スマホ初心者に必要なものは揃っている感じです。
側面写真
写真から電源ボタン、ボリームボタン、ストラップホールは右側面と思われます。 ヘッドホン端子、SIMカードスロットが上側面のようですが、 左側面はマイクロUSB端子でしょう。
仕様詳細
機種名 | AQUOS SH-M02 |
---|---|
OS | Andoroid 5.0 Lollipop |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 400 |
メインメモリ | 2Gバイト |
ストレージ | 16Gバイト |
外部メモリ | microSDHC最大32GB |
ディスプレイ | 5インチ 1280x720HD |
アウトカメラ | 1,310万画素 |
インカメラ | 210万画素 |
バッテリー容量 | 2,450mAh |
SIMスロット | NanoSIM |
Wi-Fi | IEEE802.22 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 (BLE) |
ネットワーク
対応周波数を各事業者の使用周波数と比較しました。 NTT Docomoに関してはほぼ、主要な周波数はカバーできていますので、問題無いです。 auに関しては避けたほうが無難です。動かないことはないでしょうが...
LTE
周波数 | 700MHz | 800MHz | 800MHz | 900HMz | 1.5GHz | 1.5GHz | 1.7GHz | 2.0GHz |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド | バンド28 | バンド18/26 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド21 | バンド3 | バンド1 |
SH-M02 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
NTT Docomo | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |||
KDDI(au) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
ソフトバンク | ◯ | ◯ | ◯ |
3G
周波数 | 800MHz | 800MHz | 800MHz | 900HMz | 1.5GHz | 1.7GHz | 2.0GHz | 2.0Ghz |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンド | バンド0 | バンド6/14 | バンド19 | バンド8 | バンド11 | バンド9 | バンド6 | バンド1 |
AH-M02 | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
NTT Docomo | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
KDDI(au) | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
ソフトバンク | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
まとめ
やっぱり基本スペックの割には値段は若干高いように思えます。 しかし国内メーカーであることの安心感と海外メーカー製の端末には無い機能が搭載されていてSIMフリー機の中では貴重な1台となってるのは確かです。
これで手にとって見る機会があれば、最高なんですが。
ではまた(^^)